ただ何か書きたいという、それだけの理由でパソコンの画面に向き合っている。紡ぎ出される文章は、今日のような取り留めもない日記だったり、エッセイだったり。物書きになりたいから、基本的には小説を書いているけれど、今みたいにひたすらキーボードを打ち続ける時間がほしい時は、こんな風によくわからないぼやきみたいなエッセイを書いている。
今日は夜中に目が覚めて、時計を見たら二時で、そのまま目が冴えて眠れず、じゃあいっそ起きるかと思ってあえてコーヒーを飲んで覚醒させて、本を読んだ。音楽はヘッドホンで静かに聴いて、四十分くらいは集中できたのかな。三十分だったかもしれないけど。
図書館から借りてきた二冊は、両方一般文芸作品で、おもしろいけどずっしり心に重いものが来る。片方はライト文芸にした方がよかったかもしれない。私は、小説は文芸作品もライト文芸も両方いいものだと思ってるし、小説にランクや貴賤なんてないと思ってるから、乱読みたいな形で手当たり次第に読んでいるけれど、他のみんなはそうじゃないのかな。何となく、ミステリファンやSFファンの人たちはそのジャンルしか読まなそうという偏見は持ってるけど、でも大体の読書家はわりとオールジャンル読んでいるイメージがある。
午前五時二十五分。ここから短編小説の場面転換の続きを書こうかな。あと少しで完結できそうで、そんな時にいろいろ悩んで苦しくなってしまうのは私の悪い癖だ。あともう少しのところで立ち止まってしまう。このまま駆け抜けたいね。周りに流されずに突き抜けられる人になりたい。そしていつの間にか、周りの方が変わっていたみたいな王道物語みたいな人でありたかった。全然そうなれてる自信はないけど、行動は起こしてるよ。やっぱり、書くことが私だからさ。
さて、短編に取りかかるか。
午前六時二十五分。短編小説を仕上げたぜー!!やったー!!
さて、テンションが高い。脱稿ハイというやつですね。短編でも脱稿ハイになるのか。長編だとハイを通り越して抜け殻のように燃え尽きるけれども。
一日か二日寝かせて、三日目に推敲に取りかかろう。三日間寝かせる方がいいかな?四日目に推敲しよう。
ここ最近は短編小説を量産している。この年になって、長編というものはとても難しい作品作りなのだと痛感するようになった。長編とは、構成力が命である。つまり私は構成力がまだまだ商業出版レベルではないのだ。うーむ、長編は大変だ。
でも、どんなに稚拙な作品でも、長編を完結できたことがあるから、その時点で私は物書きの才能がある。自分で断言してしまうが、ある。普通の人は長編を完結できないからだ。それを完結させ、何度夢破れても、新しい長編作品を書いて応募し続ける私は間違いなく才能がある。自画自賛。後は花開くかどうか。それは時と運に任せるしかない。自分にできることは、書くことだけだ。巨匠みたいな気分で言ってますけども。
目標は、原稿用紙300枚。文字数で120,000字。
短期目標は、100,000字を超える新作を発表すること。つまり原稿用紙250枚。
夢は途方もない。だから輝いているのだ。