泉花凜の文字語り

Web小説家の文字語り置き場

初めまして!泉花凜です。

 

現在、小説家になる夢を見て日々鍛錬中の、フリーランスです。

趣味は読書、漫画、映画、音楽、ドラマ、舞台、ミュージカル、美術館や博物館に行くことなどです。エンタメや芸術がないと生きていけない豆腐メンタルです。

このブログには書き溜めていた自作の小説をアップ致します。小説ブログにしようと決めてあります。

文字だけを打っていられる素敵…!!

小説投稿サイトも併用しておりますので、興味がありましたら私の名前で覗いてくださいませ😊📖

また、個人サイトでも当ブログと同内容に活動しております。自由気ままに、マイペースに書いていきます。よろしくお願いします!(´∀`)

 

泉花凜の文字語り 個人サイト版

karintou7izumi.amebaownd.com

 

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泉 花凜 IZUMI KARIN(いずみ かりん)さんの小説一覧 - 魔法のiらんど

 

ノベルデイズ

泉 花凜 KARIN IZUMI   (ID:flowersnow)|作者ページ|NOVEL DAYS

 

 

創作のヒント記事置き場

note

泉 花凜IZUMI KARIN|note

 

 

戦歴

2023年ノベル大賞1次選考通過。

2023年note創作大賞 中間選考突破。

 

 

Twitter  karin_ponpon

 

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毎日ぽむぽむ2024『春と私の人生』

 

春になり、桜も咲き、気温は上がり下がりが激しいがとりあえず冬のような寒さは過ぎて、天気のいい日に外出などしている。

 

今年の春は今世紀最大のピンチと呼べるほど創作活動ができなくて、もはやこれは筆を折る状況に差しかかっているのだろうかと切羽詰まっていた。

 

ブログでわりと続けられていた『ひとりごと創作日記』も、書けていないのでしばらくお休み中。ただの忘備録だけど、更新していないとしていないで、ちょっとそわそわする。

 

母が私を気にかけてくれて、ここに行ってみようよとか、買い物行くけど一緒に行く? など外に連れ出してくれるので、救われている。外の空気を一人で吸うことと、人と一緒に吸うことと、絶妙な暖かさの違いがあって、なかなかおもしろい。

 

子どもの頃は、春になったら新学期でクラス替えがあるし、花粉もあるし、風も強いし埃っぽいし、季節で言ったら断然、冬が好きと豪語していた。けれど今は、春になるともうすぐいろいろな花が咲くから景色が綺麗になる、春のファッションがいつも華やかで楽しいから新しい服を買おうかな、ピンクが好きだからピンク色がいろいろ使われる時期になるな、などさまざまな美点を探せるようになった。最近「好きな季節は?」の質問には「春」と答えている。

 

書くことをやめ(やめたというより休止中なのだが)、ひたすらぼーっとする毎日。今週中に職場復帰をする予定なので、いつも通りの日常に慣れるまでまたてんやわんやするだろうけど、何とか初夏までには通常ペースに戻したいな。

 

書けなくても自分は普通に生きているし、書くことにも書かないことにも誰の許可もいらない。

 

もう少し自由に、自在に、楽しく書けるようになるまで、小説という媒体はいったん小休止し、だらだらと日常ブログをここに吐き出していこう。

 

ゆっくりと、生きていく。現実には時間が猛スピードで過ぎて行っても、あっという間にトレンドのサイクルが変わっていっても、自分という存在はゆっくりと毎日を生きていくのだ。私はみんなに置いていかれて別に構わない。私自身の快適なスピードで、この先の人生をゆっくりと進む。走るのではなく、歩くために。それが私のちょうどいいスピード。

 

 

2024年4月11日木曜日

 

 

 

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気まぐれアニメ感想文『日常ほのぼのアニメ』

 

アニメを観るのが日課で、最近は「日常ほのぼの」という癒しアニメを好んでいる。特に大きなストーリーの起伏がなく、日本の日常を淡々と追っていく牧歌的な物語だ。

個人的にお気に入りのアニメがこちら。

 

 

けいおん! (2ndシーズンは「けいおん!!」)

平成の後半のアニメとして大いに流行った、バンド初心者の女の子たちが軽音部を作って楽器を楽しむアニメ。部活ものとして今でも上位に入る人気の作品で、女の子たちの仲睦まじい様子と日々の学校生活の平和なシーンが、当時の多くの視聴者を微笑ましい気持ちにさせた。

作品を通して描かれるのは、唯を中心としたガールズグループ五人組の、ちょっとアホで愛しくて、ほのかな百合風味が漂う青春の時代。甘いお菓子を食べた後のような幸せな気持ちに浸れる、ハッピースクールコメディだ。

作品には女子生徒しか映っていないので、女子校なのだろうか? モブの子たちまで可愛い(笑)ので観ていて飽きません。これぞ目の保養。

 

ガイコツ書店員本田さん

外国人観光客が多く訪れる駅の近くの書店に勤める書店員、本田さん。原作では本田さんは女性なのだが、アニメ版では男性キャラとして登場。

漫画を求めてやってくる外国人のお客さんの直球な質問に心の中で「ぐはっ!」とオーバーリアクションを取る本田さんがおもしろくて癒される。確かに痛快なツッコミのシーンでは、男性の声の方がより素っ頓狂なおかしみを感じていいのかもしれない。(ということで男性版に変わったのかな?)

書店員の仕事は多忙で、なかなかにハードな現場なのだが、職場の同僚たちがナイスキャラと呼べるほど濃ゆい性格で奥が深い。「本田さんと愉快な仲間たち」というキャッチフレーズが似合いそうな、殺伐なタイムスケジュールに負けないハートウォーミングな職場の空気感にユーモラスな笑いが起きる。

仕事は大変だけど、好きなものに関わる仕事は尊いというのは、やはり真実なのだろう。

十五分ほどのショートアニメなので、「ながら見」でも全然問題なく楽しめます。ちょっとした休息時間にどうぞお楽しみください。

 

クールドジ男子

顔がよかったりスポーツ万能だったりと「イケメン」枠の男子なのに、間抜けなドジっぷりを発揮して、完璧を演じきれない愛すべき男たちの青春群像劇。

年齢は大学生、高校生、専門学校の生徒、社会人とけっこうバラエティに富んでおり、違う世代の人たちが違う環境の中、ひょんなことで知り合い、きっかけができて次第に仲良くなっていく過程が自然に描かれており、青春ものとしても上質なドラマだった。

そして彼らのドジっぷりが「ククッ」と声に出して笑ってしまうくらい可愛い(笑) 「それ、私もやったことあるわ~」というものから「何でそうなる!?」といった仰天ものまでさまざまだ。

出てくる登場キャラはみんな善人で、悪意の欠片もこの作品には出てこないので、心のデトックスにもいいかもしれない。会社や学校帰りに観たら癒されること間違いなしです。

 

スーパーカブ

身寄りもなく、友だちもなく、これといった趣味もない一人ぼっちの女子高生、小熊。彼女の単調な毎日はある日、「スーパーカブ」という中古のバイクを手に入れたことで少しずつ変わり始める。

まだ第3話までしか観ていないが、小熊ちゃんの、無表情なようでいてコロコロ変わる愛くるしい表情や、周囲の人たちの牧歌的なやり取りが愛おしい、まさに「癒しアニメ」の正面を走る王道の作品だ。これから先、彼女の周りにどんな素敵な変化が表れるのか楽しみである。

時代的に、みんなの持っているものがスマホでなくてガラケーだったり、親のいない高校生が児童施設でなく一人暮らしをしている点が、少し前の時代背景なのかな?と感じた。

個人的にこの中でダントツに楽しみに観ている癒し系アニメである。

 

 

dアニメストアに登録しているので、ここで配信されているアニメが中心。

自分自身の感情の起伏に疲れた時に、上記の作品を観て癒されている。

他にも日常ほのぼのアニメはたくさんあるので、是非とも検索欄や口コミを使って良質なアニメをもっと発見したい。

 

 

 

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毎日ぽむぽむ2024『母とお出かけ。今日は晴れ。』

 

久しぶりにブログを書く。純日記として、今日の出来事を文字に起こす。

 

今日は母とお出かけをした。湯島天神にお参りに行き、ちょっとだけ花が咲いた木の下で写真を撮り、ランチをして、家に帰った。というだけの一日です。

 

純日記のいいところは、何でもないごく普通のだらだらした日常もブログに書いていいよと言われた気がする点だ。「純日記」だから、とりとめのないものでいい。このタグができてからブログを書くハードルが格段に下がった。ありがとうございます。

 

さて、最近の私と言えば、小説を書かなくなって三週間あまりが過ぎています。いろいろな人に相談したところ、今はインプット時期だと思ってゆっくり休むことだよと数々の助言をいただいたので、お言葉に甘えて休んでます。とりま読書は変わらず続け、あとは配信サイトでアニメを観てストーリーの型を覚えています。勉強のためかい、と突っ込まれそうだが、ぶっちゃけ勉強のためよ。もちろん好きの感情はあるけれど、インプットとしての側面が大きいかな。そもそも人生そのものがインプットだと思ってるから、生きている限りストーリーは生まれてくるのさ。(巨匠の気分)

 

問題は、生まれてくるストーリーをどういった技術で物語の表現として仕上げられるか、なのよね。ここは私、まだまだ甘い。打開策は、ただひたすら書く以外に方法がないのだけどね。実践よりも大事なものはない。アマチュアの私は何よりも実践をした方がいいのだけれど、今は文字通り、筆が止まってしまっているから、インプットと称して休んでいる。

 

世の作家さんは本当にすごいなと思う。小説も漫画も、その他の物語表現も、頭の中で思い描くことと実際に手を使って作り出すことはあまりにも違う。その理想と現実を、乗り越えて書き続けて、発表し続けているのだから、クリエイターさんには無条件で尊敬の念を持ってしまう。一度もやったことがない人は、頭の中の妄想を形として仕上げることがいかに難しいのかを知らない。

 

書くことって、難しいな。だからこそしがみついていられるのかな。

 

何はともあれ、今日は日記を書けてよかった。文章をつづる練習だけは続けよう。

 

私のしょーもない日記は、今日はこれにてお開き。

天気のいい日に出かけて、外の空気が気持ちよかった。

 

 

2024年2月28日水曜日

 

 

 

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気まぐれ映画感想文『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』

 

児童文学作家・角野栄子先生の日々の暮らしを追ったドキュメンタリー映画

 

角野先生のご実家がポップで可愛いデザインにまとめられており、まるで絵本のような一軒家で素敵だった。ご本人もその家になじんでいるかの如く、少女のように可憐に物事を話し、快活に笑い、明るく溌溂とした方だった。「ご近所の、親切で気さくな可愛いおばあさん」みたいに素敵な方だ。

 

先生の半生を追うというよりは、普段の彼女の暮らしを観察するといった感じの構成で、穏やかに淡々と時間が過ぎていく、上質な文学作品のように穏やかな映画だった。

 

角野先生は赤やピンクが好きなのか、さまざまなファッションに明るい色がちりばめられ、苺の柄やドット柄など、見ていて楽しい洋服を着こなしていて、自分も年を取ったらこんな服が似合うおばあさんになってみたいと思った。

 

ドキュメンタリーの最後に、角野先生がおっしゃったメッセージで、はっとした言葉がある。

 

一度しか観に行ってないのでニュアンスでの言葉になってしまうが、

 

「“書く”ことは、喜びなの。“喜び”じゃない人もいると思うけれど、その人たちもいつか“喜び”を見つけられるんじゃないかしら?」

 

といったことを伝えていた。

 

最近、執筆行為がつらくなっていた私には、胸にくるメッセージだった。

 

私もいつか、自分の“書く”行為を、至高の喜びだと胸を張って言いたい。

 

晴れた休日の午後にふらっと立ち寄って観てみたい、日差しのようなドキュメンタリー映画だった。

 

(『魔法の文学館(角野栄子記念文学館)』行ってみたいです!内装からして可愛い!ときめく!)

 

 

 

令和六年二月八日木曜日

 

 

 

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読みたいものと書くもののズレに悩む葛藤

毎日ぽむぽむ2024【自分の読みたいものと書かざるを得ないものがまるで噛み合ってない件について】

 

読んで字のごとく、自分の読みたいと思うものと創作者として書かざるを得ないものがまるで噛み合っていない。

 

私の読みたいものは、娯楽性を追求したエンタメ作品だ。十代の頃は漫画やライトノベル、二十代の時はキャラクター文芸などを中心に、とにかく気軽にふれるコンテンツが好きだった。

 

それは今でも変わっていない。基本的に読むものは小説だけど、エンタメ性の強い楽しいお話で、ハッピーエンドだ。漫画の読む頻度は落ちたけど、今でも時々読んでおり、某少年漫画のサイトを読みあさったり、大人向けの少女漫画(二十代ほどの女性が主役の少女漫画)をたまに読んだりと、読者としてはまあまあ快適な消費者生活を送っている。

 

問題は、書く方だ。

 

私は物書きを目指している人間だが、ずっと自分の読みたいもの=エンタメ作品をがんばって書いていて、それが今、まったくもって楽しくない。書く作業がめちゃくちゃ苦しい。書くのは苦しみだと多くの先輩作家さんがおっしゃるけれど、本当にその通りで、それがここ数年、私の中で顕著になりつつある。

 

「読みたいものが、書きたいものである」といった創作本を教訓にし、書き続けてきたけれど、どうやらこれが私には当てはまらないのではないかと疑い始めている。

 

私にとって、物書きとは「書きたいもの」というよりかは「書かざるを得ないもの」である。何かを吐き出さなければならない。この胸の内にとぐろを巻いているような激烈な感情を、どうにかして物語に昇華し、誰かに見てもらわなければならない。「見てもらえたらいいなあ」ではなく、「どうにかして見せてやる」あるいは「どうか見てくれ。誰か見てくれ」と切羽詰まった感情に近いものがあふれているのだ。

 

エンタメ作品とは、作者のためではなく、読者のために存在するものであり、いかに読者が気持ちよく本を最後まで読み切ってくれるかが鍵である。この時点で、私にエンタメ作品を書く素質はないように思われる。

 

では、エンタメ以外の、いわゆる純文学というやつだろうか?

 

ここが難しいところで、純文学とは作家の独自性のために存在するものであるが、今日の社会で生きる私たちの問題提起というか、そういった社会的思想を存分にはらんだ作品であることが求められるため、私の作品にそのような芸術性があるのか?と問われれば、うなずくことができない。私の作品はそんな大層なものじゃないですよと、謙遜どころか卑下してしまいかねないほど、私の作り出す作品群は何かにつけて微妙である。

 

エンタメか、純文学か。

 

永遠の課題に、いつも頭を悩まされている。

 

ここまで書いて、今まで一度も一般文芸の賞に応募したことがないと思い当たる。

 

しかし、一般文芸のハードルの高さは誰もが思うとおりで、それを気にするあまり「傑作を書かなくちゃ!名作にしなくちゃ!」と焦りだけが募って、一日中パソコンにかじりついて一文字も書けないという暗中模索を繰り返している。

 

読みたいものと書くものは、私の場合一致しないと気づけただけでも収穫の日だったろうか?

 

そう思うしかない。道は長く、私はもう若くないが、でもまだ三十代なので、ようやく大人の入り口から前半ルートにこぎ着けた程度の年齢である身としては、この精神年齢がいよいよ変わりそうなことを痛感している。子どもの視点・若者の視点で世界を見ていた目が、フィールドを変え始めているということだろう。

 

サナギのまま大人になっても、それはそれで味のある人生だし。

 

今日はそんな考えをずっとしていた、雪まみれの天気の一日だった。

 

 

令和六年二月五日月曜日

 

 

 

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毎日ぽむぽむ2024「1月7日、映画館に行った」

『映画と言霊』

 

今日は映画を観に行った。天気は晴れると言っていたのだが、午後から雲が空を覆い、今は雨雲みたいな分厚い雲が垂れ込めていて、一雨来そうだ。天気は変わりやすいなあ。


観た映画は『窓際のトットちゃん』。前半は古い日本の日常風景とともにトットちゃん(徹子さん)の自由奔放で伸びやかな感性が光る美しい物語。後半は戦争の時代に突入し、言論統制の世の中になっていき自由が利かなくなり、トットちゃんたち一家は戦争から逃れるために田舎へ疎開する。青森までの列車でみんなが死んだように疲れ果て眠る中、ぐずる小さな弟をあやしに車両の連結部分へ移動するトットちゃんが見た景色は、青森の自然にあふれた美しい情景だった。トットちゃんのお父さんがついてこなかったということは、お父さんは徴兵されてしまったのかもしれない。映画の前半が瑞々しい情景にあふれる幸せな物語であるがゆえに、後半の切なさ、苦しさは胸が詰まる。トットちゃんはこの後、「黒柳徹子」となっていろいろなご活躍をされていくけれど、幼少期は宝物のように光り輝いていたのだろうなと思われる、美しい映画だった。


帰りは本屋へ行って本を購入。母からクリスマスプレゼントにもらった図書カードで単行本の小説を買った。単行本を手に入れるとリッチな気分になる。文庫本も手に取りやすくて読みやすいし好きだが、文芸の単行本は特別感がありますね。久しぶりに青春小説を買った。


遅めのランチを食べて、夕方に帰宅。今日から創作活動にまた励みたいと思います。明日からどんなことが起こるだろうか。明日はもっといい未来が来ると信じて、ネガティブな言葉ではなくポジティブな言葉を口に出そうという決意表明をした。言霊は存在するので、前向きなメッセージを自分自身に投げかけよう。根拠などはなくていいのだ。パーセンテージの問題ではなくて、私の心の問題として、毎日瑞々しい心をもっていろいろな物事に接していたい。私はこれからもたくさん本を読むし、漫画も読むし、アニメを愛するし、さまざまな物語の媒体を愛でていきます。私の未来はこれからも光り輝いていく。という言霊を実現していくのだ!


今日はお疲れさま自分。明日からもがんばってね。応援してます。書く!!

 

 

 

 

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