泉花凜の文字語り

Web小説家の文字語り置き場

毎日ぽむぽむ2024『春と私の人生』

 

春になり、桜も咲き、気温は上がり下がりが激しいがとりあえず冬のような寒さは過ぎて、天気のいい日に外出などしている。

 

今年の春は今世紀最大のピンチと呼べるほど創作活動ができなくて、もはやこれは筆を折る状況に差しかかっているのだろうかと切羽詰まっていた。

 

ブログでわりと続けられていた『ひとりごと創作日記』も、書けていないのでしばらくお休み中。ただの忘備録だけど、更新していないとしていないで、ちょっとそわそわする。

 

母が私を気にかけてくれて、ここに行ってみようよとか、買い物行くけど一緒に行く? など外に連れ出してくれるので、救われている。外の空気を一人で吸うことと、人と一緒に吸うことと、絶妙な暖かさの違いがあって、なかなかおもしろい。

 

子どもの頃は、春になったら新学期でクラス替えがあるし、花粉もあるし、風も強いし埃っぽいし、季節で言ったら断然、冬が好きと豪語していた。けれど今は、春になるともうすぐいろいろな花が咲くから景色が綺麗になる、春のファッションがいつも華やかで楽しいから新しい服を買おうかな、ピンクが好きだからピンク色がいろいろ使われる時期になるな、などさまざまな美点を探せるようになった。最近「好きな季節は?」の質問には「春」と答えている。

 

書くことをやめ(やめたというより休止中なのだが)、ひたすらぼーっとする毎日。今週中に職場復帰をする予定なので、いつも通りの日常に慣れるまでまたてんやわんやするだろうけど、何とか初夏までには通常ペースに戻したいな。

 

書けなくても自分は普通に生きているし、書くことにも書かないことにも誰の許可もいらない。

 

もう少し自由に、自在に、楽しく書けるようになるまで、小説という媒体はいったん小休止し、だらだらと日常ブログをここに吐き出していこう。

 

ゆっくりと、生きていく。現実には時間が猛スピードで過ぎて行っても、あっという間にトレンドのサイクルが変わっていっても、自分という存在はゆっくりと毎日を生きていくのだ。私はみんなに置いていかれて別に構わない。私自身の快適なスピードで、この先の人生をゆっくりと進む。走るのではなく、歩くために。それが私のちょうどいいスピード。

 

 

2024年4月11日木曜日

 

 

 

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