泉花凜の文字語り

Web小説家の文字語り置き場

夏、八月十五日。漫画を読む。

台風のせいで気圧が爆発してる。そのせいで体調も気分もこの上なく落ち込んでいる。気象病を患っているとこんな時大変だ。

 

久しぶりに漫画を読んだ。もともと漫画やアニメが大好きなので、大人になった今でも離れてはいなかったが、値引きしてくれる嬉しさでずいぶん前からずっと電子書籍になっていた。それが今日、いや昨日か?紙の漫画を読んだ。懐かしい手触り、確かな重み、スマホがなかった時代の、子どもの頃の自分をついと思い出した。

 

そういえば今日は八月十五日だ。日本人にとって忘れられない、風化できない日だけれど、私はこの個人日記に政治的な主張やいろいろな思想をあまり入れないようにしているので、一人自室で先代たちに黙祷をしつつ、自分の生活を精一杯生きる。

 

今日読んでいる漫画は、レンタル店で何気なく手に取って借りて読んだらおもしろかったので購入したやつと、母親が好んで読んでいるとあるシリーズを借りて読んでいるやつの、二作品。

 

息を吸うように、あるいは呼吸よりも大事なもののように、漫画や本を読む人たちがいる。私はそういう人たちを尊敬している。共感するし、物語やフィクションを大切に扱える人たちのことが好きだ。

 

現在、私はとある物書きのコミュニティに入っていて、自分なりのペースで日々、作品作りに切磋琢磨している。遅筆だから大した執筆量ではないが、無理しないようにコツコツと精進できているように思う。ただ今は台風のせいで頭がだるく、執筆ペースはガタ落ちしているが。

 

私が物語というフィクションを大切にするように、私自身が書いた物語というフィクションを読み、感想を送ってくれる、どこかの誰かの思いも大切にしたい。

つまりは人を大切にしたい。

その気持ちに嘘はない。

 

今宵も、なるべく早く気象病の症状から脱却し、私の作品を待ってくれている顔の見えない誰かのために、一行でも一文字でも、内からあふれる文章を書き記したい。

つまりは、低気圧早く過ぎ去ってくれ。

 

 

 

↓本日読んだ二冊です。

 

 

 

 

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