泉花凜の文字語り

Web小説家の文字語り置き場

毎日ぽむぽむ2024「1月7日、映画館に行った」

『映画と言霊』

 

今日は映画を観に行った。天気は晴れると言っていたのだが、午後から雲が空を覆い、今は雨雲みたいな分厚い雲が垂れ込めていて、一雨来そうだ。天気は変わりやすいなあ。


観た映画は『窓際のトットちゃん』。前半は古い日本の日常風景とともにトットちゃん(徹子さん)の自由奔放で伸びやかな感性が光る美しい物語。後半は戦争の時代に突入し、言論統制の世の中になっていき自由が利かなくなり、トットちゃんたち一家は戦争から逃れるために田舎へ疎開する。青森までの列車でみんなが死んだように疲れ果て眠る中、ぐずる小さな弟をあやしに車両の連結部分へ移動するトットちゃんが見た景色は、青森の自然にあふれた美しい情景だった。トットちゃんのお父さんがついてこなかったということは、お父さんは徴兵されてしまったのかもしれない。映画の前半が瑞々しい情景にあふれる幸せな物語であるがゆえに、後半の切なさ、苦しさは胸が詰まる。トットちゃんはこの後、「黒柳徹子」となっていろいろなご活躍をされていくけれど、幼少期は宝物のように光り輝いていたのだろうなと思われる、美しい映画だった。


帰りは本屋へ行って本を購入。母からクリスマスプレゼントにもらった図書カードで単行本の小説を買った。単行本を手に入れるとリッチな気分になる。文庫本も手に取りやすくて読みやすいし好きだが、文芸の単行本は特別感がありますね。久しぶりに青春小説を買った。


遅めのランチを食べて、夕方に帰宅。今日から創作活動にまた励みたいと思います。明日からどんなことが起こるだろうか。明日はもっといい未来が来ると信じて、ネガティブな言葉ではなくポジティブな言葉を口に出そうという決意表明をした。言霊は存在するので、前向きなメッセージを自分自身に投げかけよう。根拠などはなくていいのだ。パーセンテージの問題ではなくて、私の心の問題として、毎日瑞々しい心をもっていろいろな物事に接していたい。私はこれからもたくさん本を読むし、漫画も読むし、アニメを愛するし、さまざまな物語の媒体を愛でていきます。私の未来はこれからも光り輝いていく。という言霊を実現していくのだ!


今日はお疲れさま自分。明日からもがんばってね。応援してます。書く!!

 

 

 

 

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