「孤独って何だろう。」 2022年4月26日（火）
孤独って何だろう、と突然思うことがある。
今いろいろ言われているのは「孤独死」。みんな一人きりで死ぬのが怖いのか。最期は誰かに看取ってほしいのか。人は社会的な動物なのだと改めて感じる。
一人きりで死ぬ想像をしてみる。痛い死は嫌だから安楽死という結末で。
一人暮らしの自室、ベッドで横になって、そのまま息絶える。眠るように死ぬのだとすれば、走馬灯のようなものは見るのだろうか。それとも自分が死んだことにすら気づかずにあっけなく逝くのだろうか。死後の世界はあるのか。自我はどうなるのか。「わたし」という自己認識がなくなり、そこにはかつて人間だったものの魂のみがたゆたっているのだろうか。
孤独死、というのは、必ずしも不幸であるわけではないと思う。
人に迷惑をかけるよりは、たった一人きりで死ぬ方が健全だとさえ思う。孤独は悪いことじゃない。寂しいのは素敵なことだと思いたい。
